先日、米国商工会議所の会合に参加しました。オープンが近いジャングリア沖縄からの説明があり、かなり注目を集めました。

2025年7月25日に沖縄県国頭郡に新たに誕生するジャングリアは、自然と最新テクノロジーが融合した次世代型エンターテインメントパーク。熱帯の森を再現した壮大な空間では、恐竜をテーマとした冒険体験や没入型アトラクションが出迎えます。

観光と地域経済への波及効果が期待され、米国商工会議所の参加メンバーからも高い関心が寄せられています。

一方、沖縄県内では周辺道路への影響が懸念されています。那覇空港からジャングリアまでは車で約1時間半かかりますが、公共交通機関が十分ではないため主な移動手段は自家用車やレンタカーとなります。しかしながら道路インフラの整備が追いついておらず、既存の道路では渋滞が発生する可能性が高いとみられています。

道路渋滞の他、環境負荷、文化や慣習の違いによる摩擦など、地域住民の中ではジャングリアのオープンに対して期待だけではなく不安の声も大きくなっています。

近年日本ではオーバーツーリズムが課題となっていますが、観光客と地域住民双方が幸せになれる仕組み作りが沖縄でも求められています。