ホクセイグループ本社のある富山県は、江戸時代の配置薬業から始まる薬都とやまの歴史を受け継ぎ「くすりの富山」として知られております。
現在、富山県は新薬、ジェネリック医薬品、OTC医薬品、家庭配置薬など、多種多様な医薬品を製造しており、国内有数の医薬品の生産拠点となっています。
2015年には富山県の医薬品生産額は7325億4400万円となり、初の日本一を記録しました。
ホクセイグループの高品質・高付加価値を強みとしたPTPアルミ箔やラミネートパッケージは、富山県はもちろん、全国の多くの医薬品製造メーカー様から高い評価を得てきました。
製品を守るというコンセプトを基に、医薬品だけではなく食品用、工業用などお客様のご用途に合わせて、様々なパッケージを提供させていただきます。
医薬品・食品・工業部品用資材
プラスチックフィルムを基材にシリカ蒸着膜を形成した透明タイプの蒸着フィルムです。
アルミではなく、酸化珪素(ガラスと同じ成分)を蒸着しているため、無色透明でありながら高いガスバリア性を確保しております。また、ボイルやレトルトに対応しているほか、メタルフリーなので電子レンジによる加熱調理や、金属探知機による検査も可能です。
高い酸素バリア性と水蒸気バリア性を持ち、防湿性、保香性にも優れますので、食品の賞味期限を長くすることが出来るため、販路の幅が広がります。
中身が見える消費者にとって安心感のある包装で、印刷適性にも優れているため現在、食品をはじめ医薬品、医療品など幅広い分野で採用されております。
アルミニウムを真空状態で加熱蒸発させ、主にPET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)のフィルムに蒸着させております。
紫外線や赤外線の遮断性、遮湿性、耐熱性、耐水性、保香性に優れており、非常に高いバリア性を持っております。
透明蒸着フィルムには無い遮光性を有するため、電子部品や精密機器の他、冷凍食品、スナック菓子、冷菓、コーヒーなど非常に多くの食品において、アルミ蒸着フィルムが使われております。
アルミならではの美しい光沢を活かした印刷が出来ることも魅力です。
工業用資材
アルミ用途、ステンレス用途、鋼板用途、樹脂用途、銘板用途、ガラス用途など製品の表面を保護して、輸送時や加工時の傷から製品本体を守ります。
専用の乾燥剤と、ガスバリア袋により無酸素・無水分の状態を作り出し、金属や電子部品類の劣化を防ぎます。
輸出入など、製品納品にかかる短期間から、数年単位の長期保管用までご用途に応じて使い分けが可能です。
アルミラミネート袋や、ハイガスバリア袋に専用の乾燥剤を投入し密封するだけで、自動的に無酸素・無水分状態となり、変色・錆・吸湿から製品を守ります。
一回の包装におけるコストも割安なので、少額のご予算からでも対応可能となっております。